作曲家&歌手の河井英里さん

https://www.youtube.com/watch?v=uEP_DAK6nbg

先週金曜日、ライフコーチの友人と
話したときに話題にあがり、
私は初めてその歌手を知りました。
河井英里さんは9年前に亡くなっていて、
その友人は、ファンだったのに、
もう歌を聴けないんだなぁと、
思っていたそうです。
その他にも人の死について、
なかなか深い話をしたのですが、、、

私もこれをきっかけに何曲か、
聴いてみました。
心に響く音楽と、声そのものが魅力的で
とても感銘を受けました。
(シャ・リオンは、聴いたことがありました。)そして、昨日のクリスマスイヴ
私はお仕事でピアノを演奏するのは
今年最後でした!引き納め♪
勤めている音楽学院の発表会です♫
そこでは同じ講師の
ピアノ&作曲の先生とご一緒したのですが、
ほとんど年に一回しか会わないので、
あれやこれやと、盛り上がってしまいました(^o^)
打ち上げ会が終わって、
一緒に駅まで歩いている時に
ふと、その先生が河井英里さんと
同じ大学の出身だったことを思い出し
「河井英里さんってご存知ですか?」
と聞いてみたのです。そしたら、「ええ〜!?英里さん知ってるの?

 私は学生時代から親しくて、彼女があんな風に
音楽活動してからも、よく連絡とっていたのよー。」と、私から河井英里さんの話が出たことに
とっても嬉しそうでした。
私も河井英里さんを知った翌々日に
彼女と親しかった人から話を聞けるなんて
不思議だけど必然のタイミングに
宇宙の力を感じずにはいられませんでした☆
しかも、私はこの音楽教室をもうすぐ辞めるので
その日しか、お話しできるチャンスはなかった!

現代は、録音技術も進化し
たくさんの曲や、たくさんの名演奏に
触れることができます。その先生はこんな風に言っていました↓

「取材や録音、毛嫌いする人もいるけど
録音や録画があるから、私たちは過去の人の
素晴らしい演奏の恩恵にあずかれるのよね。

たとえばホルショフスキーは、
取材人に食事の風景を取られたくなくて
いつまでも頑なに食べなかったとか言ってたけど。

結局ホルショフスキーの演奏の映像は残っていて
素晴らしくて、その映像を使って
私も授業で話したりするし、
これからの人もその演奏を聴くことができる。
だけど、撮影嫌いだったホルショフスキーは
天国でどう思ってるのかな?
(ホルショフスキーについては、また今度!)

でもね、英里さんは
自分の思いや音楽を発信していきたい
人だったから、
今でも、映像や録音を通して聴いてくれる人が
いることを、きっと喜んでいるよね〜」歌から、声から、河井英里さんはきっと
スピリチュアルな人だったのだと想像しますが、
この作曲の先生も温かく澄んだ思考の持ち主で、
そんな先生とイヴにお話できたことは、
私にとって嬉しいクリスマスプレゼントでした。

こうやって、その人を思い出して、
懐かしんだり、誰かと思い出をシェアすることって
お墓で手を合わせることよりも
ずっとその人の弔いになるのではないかなと
思います。身近な人の死の受け止め方は、
生前にどんなお付き合いをしていたかにもより。
最後にどんな言葉を交わしたかにもより。
人それぞれ。
受け止めることに時間を要する場合も
少なくないです。ただ

その人の死が送っているメッセージが必ずある
その人の死が生み出す、人とのつながりがある
その人の死があって、その人が残した物の大切さがわかる

悲しんでいるだけでは、それはわからない

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