夏の終わりのことなのですが、
生徒ちゃんがラジオに出演(?)しました。
テレビで隕石を取り上げた番組を見たら、
隕石が地球に衝突するのが怖くて怖くて
夜も眠れなくなってしまったのです。
夏の間に星や隕石関係の本を読み漁り
当面は地球に大きな隕石が落ちてくる可能性はない、と
わかっても、まだ怖かったので、
ラジオ番組に質問を応募したら採用されたそうで。 ↓
https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/detail/kodomoq20200830.html
(音声:聞き逃し配信は、9月6日(日)10時台 の放送33分22秒あたりから ↓)
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=2039_00
私は後日、その放送を聞き逃し配信で聞きました。
地球に接近する隕石とその対処法について
知らなかったことが多くて驚きでした!
いちばん驚いたのが、、、
隕石の軌道を修正するために行う
「宇宙船を隕石に伴走させる」方法。
隕石を動かさず、接触もせず、
隕石に対しては小さな宇宙船を
ただ一緒に走らせるだけで、
隕石の軌道が変わるそうなのです!
ほんの1ミリ、軌道を変えることで、時間が経てば
大きな変化が生み出される。
そして、「伴走」って、そんなに威力があるのか、と。
因みに生徒ちゃん、天文学の先生が教えてくれたことは
既にぜ~んぶ知っていたことだったそうなのですが、
それでも、一緒に隕石について語ってくれる先生のおかげで
その後、隕石への恐怖心は無くなったそうです!
↑これも先生の伴走のおかげ。
きっと、しんどい時、先が見えない時、
結果にこだわり過ぎてしまう時、
もうだめだ~!って時。
本当は一人じゃないのに、自分は孤独だと思い込んでいる。
ただそばに行って、寄り添って一緒に走ってあげる。
それだけで伴走者の存在に気が付いたり。
少しだけ考えが変わったり。
目の前じゃなくて、ちょっと右側の景色が視界に入ったり。
闇にまっすぐに落ちていく軌道を修正できるのかな~と
考えたりしました。
伴走ってすごいや。
昨日はチェロの方の伴奏リハーサルをしてきたのですが、
「いや~、素晴らしい時間をありがとうございます!」と
言われました。なんだかムズがゆい(^^;
確かに、歌でも楽器でも、
ピアノ以外のソリストは、伴奏者がいないと
曲を完成できないのですよ~。(無伴奏の楽曲は除く)
私自身はピアノはソロが楽。
でも、ソロもいいけど、アンサンブルっていいなと
感じさせていただいた一言でした。
ちなみに「伴奏者」っていう言葉がピアニストを下に見る、
というような共通意識があるようで、
(ソリストが偉くて、伴奏ピアノは御付きの人、みたいな。)
その方や先生にもよりますが、「伴奏者」ではなくて
「ピアニストさん」と呼ばれることがあります。
「伴」は付き従うとか、補助するという意味もあり。
なかま、という意味もあります。
どちらでも良い、「伴に奏する」なら、
伴奏とは素晴らしい言葉で。
相手に寄り添い、勇気づけて、時には
音楽の軌道すらも変える力がある。
実力のある伴奏ピアニストは、
もう、言葉から表現から、音楽づくりの全てを
牽引します。
保護者か!?ソリストは、おまけか!?
って感じることもあるくらい。
並走したり、リードしたり、相手の呼吸に合わせたり。
アンサンブルには色々な楽しみがあります(^ω^)
そしてライフコーチングやレイキヒーリングも伴走。
同じ本質を見いだすことができます。
音楽もコーチングもヒーリングも。
ありがたいお仕事だなぁ。
今日は、ここまで。
今日の一曲は。。。
♪秋のおとずれ
https://drive.google.com/file/d/1qHVfaTiL3WgSDgiDJ1N6OsVdUI8pFK8z/view?usp=sharing
一人じゃない。一人なワケない。