クラシックの演奏家というのは
当たり前ですが、、、
既存の曲を弾きます。
ジャズのようなアドリブでもなく、
シンガーソングライターでもない。
誰かが作曲した、その楽譜を頼りに
音楽を再現していきます。
あるスピリチュアルセラピストさんから
こんなメッセージをいただいたことがあります。
音楽家は、
偉大な作曲家
人生を音楽に捧げた作曲家の
苦しみ、不自由、孤独、
悲しみを超えた彼の歓びを
称え、弔う
いわば墓守であり
彼の苦悩を 楽曲を通して
知るに至る
そう!そう!
数年前のメッセージの意味が
だんだんわかってきました。
(そのレベルにいない時には、、、
人の言葉ってちんぷんかんぷんですよね^^;)
確かに、私のような演奏家は
誰かの残した楽譜から
音楽を再現するのが
メインとなる作業だし、使命。
楽譜はその作曲家の表現したかった音楽を知る
強力なツールなので
基本的には楽譜に忠実に。
それがずっと私のポリシーで。
楽譜から、音楽を読み取ることには
長けていると自負しています。
だけど、忘れがちだったな、
というか、わかっていなかったな。
と思うのが、
「音楽って何なのか」ということ。
楽譜に書かれていることは
全てではない。
作曲家が残しているものは
楽譜ではなくて、音楽です。
本当のところは、、、
作曲家が思っている、抱えている
ほとんどのことは
楽譜には書けない。
音楽は、
音程じゃない。
リズムではない。
ハーモニーでも、美しいメロディーでもない。
音につけられたテヌートや強弱の問題でもない。
楽譜は二次元。(しかもモノクロ。)
楽譜は音楽を「可能な限り」
実物に近づけて記したもので、
もちろんものすごく価値のあるものだけど
本当に大切なところは、書かれていない。
楽譜の奥の奥の深いところにある本質は
「目に見えないもの。」
それを、記す術はない。
それは、作曲家自身。
彼の(彼女の)魂であり、人生。
作曲家の魂にアクセスして、
近づいて、一緒になって、再現していく。
それをしている演奏家自身も
やはり自分の使命を果たし
自分の魂を表現している。
魂が一つになる。
そんな感覚を味わえるようになってきました。
(はい、技術的な課題は神棚に上げております。)
ジャズに、憧れていた時期もありましたし
学生の頃は、金管楽器の方が得意だったり
しましたが、結局そんなに没頭しなかった。
そして、私は本当は、
音楽じゃないんじゃないか
と、悩む時期も長かったですが。
やっぱり、
私が、クラシック音楽をするシナリオだった。
私にぴったり。私の魂の喜び。
と思う今日この頃です。
今日は、ここまで。
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